第11回はだか祭りフォトコンテスト入賞作品の発表

2025年12月21日 お知らせ

11月3日に行われました熊野神社はだか祭りのフォトコンテストに応募された作品について審査の結果、以下のように決定しましたので、その結果と審査講評・選評を発表いたします。

今回の応募は、昨年度に比べて約2倍の23名から54点の作品があり、そのうち、遠くは和歌山県橋本市をはじめ市外から16名の応募がありました。

【審査講評】 

今年は写真愛好家の方が多数参集され、当コンテストへの応募数も過去最高となりました。その分、総合的にレベルの高い作品が多く寄せられました。写真の技術を競うというよりは、『はだか祭りらしい』を重点に審査しました。

 

最優秀賞「ファン ラン(Fun Run)」星見敏明さん

【選評】 舞堂へ楽しそうに走る姿は観る人をも楽しくさせます。その主役が子ども。踏み出す足のタイミングも良いです。鳥居や幟旗を入れた場所選び、光まで撮影前の準備が生かされています。

 

優秀賞「はだか祭りⅠ」久下秋郎さん

【選評】 腕を組み掛け声勇ましく足を踏み鳴らす裸衆の力強さを画面一杯にまとめられました。特に中央の若者の表情がそれを強調しています。

 

優秀賞「勝っても負けても二人が主役」三宅憲二さん

【選評】 勝負を分けた子どもの表情を上手く捉えられました。子どもをなだめる行司の仕草も良いタイミングです。

 

はだか祭り保存会会長賞「親子3人 さあ いくぞ」加藤真理子さん

【選評】 3人の表情が其々に活き活きとしていて繋ぐ手に愛を感じます。子どもに合わせた低いポジション取りが見事です。

 

入選「祭りは最高」安藤寛人さん

【選評】 大人と子どもと一緒になって祭りを楽しむ、今出ならではの姿が表現されています。

 

入選「男の勝負」垣内啓子さん

【選評】 舞堂でのせめぎ合いの場面を切り取られました。一人ひとりの姿、表情が良いです。

 

特別賞「ぼくもお祈り」平林淸市さん

【選評】 新たな視点の一枚です。鈴緒を持つ手と目が真剣で、祈る大人の手がタイトルに導いています。