地域活動・市民活動パワーアップ講座「地域をつなぐ子どもの居場所 -子どもの想いに寄り添う地域と学校の関係づくり」を開催しました!
2025年9月26日(金)に、地域活動・市民活動パワーアップ講座「地域をつなぐ子どもの居場所 -子どもの想いに寄り添う地域と学校の関係づくり」を開催しました!市内から13名の参加者が集まりました。
〇地域活動・市民活動パワーアップ講座「地域をつなぐ子どもの居場所 -子どもの想いに寄り添う地域と学校の関係づくり」とは?
子どもや若者が「自分の思いを話せる」「ここにいてもいい」と感じられる“居場所”は、家庭や学校の中だけでなく、地域にも広がっていくことが大切です。
しかし、現実には、その声に気づき、寄り添える大人の存在や関係性が、まだまだ足りないのかもしれません。
本講座では、学校や地域で若者の「やりたい」に伴走し、居場所づくりに取り組んできた実践者の声をもとに、コミュニティ・スクールや地域学校協働活動のこれからの可能性を一緒に考えます。
地域の中で子どもたちに寄り添う大人として、何ができるかを見つけませんか?
〇講師は特定非営利活動法人ゆるり家 代表理事の濱田 理恵 さん
静岡県出身、兵庫県稲美町在住。2000年に子育てサークル「はらっぱ」を結成。2009年に仲間3人で「みんなのお茶の間ゆるり家」をスタート。子育てひろば、駄菓子屋、放課後居場所カフェを運営。いろんな『コドモ』を見守る、気のいい『オトナ』であふれる町を目指して、人がゆるやかに集う場をつくっている。
2024年9月に稲美町こどもの居場所づくり支援事業として、2つの町立中学校で校内居場所を開設。
〇座学とワークで学んでいきました!
1.「ゆるり家」の活動紹介
〈ゆるり家のビジョン〉
いろんな「コドモ」をみまもる 気のいい「オトナ」であふれる町をめざす
〈ゆるり家のミッション〉
人がゆるやかに集う場をつくる
https://yururiyainami.jimdofree.com/
2.校内居場所事業の目的
・校内居場所カフェとは
・「高校内居場所カフェ」を「中学校内居場所」へ広げる目的
・「中学校内居場所」でみえてくる生徒像
・校内居場所事業開始の経緯
・稲美町校内居場所事業の目的・目指すこと
3.中学校内居場所事業 ゆるっちの里・ゆる北 子どもたちの様子
・子どもたちの様子・声
・先生からの声
4. こどもたちの声を聴く居場所づくりとは
・こどもヒアリングからみえてきた居場所のポイント
■こんな感想をいただきました
・色々な取り組みがあることが分かった
・校内カフェの話はおもしろく、丹波でも、そういった場がつくれればと思いました。 又、グループで共有できる活動もつくれそうな感じなので、これを機につながりが広がっていけばと思います。
・「支援臭」を消すというのが、とてもわかりました。支援する側にいると、なかなか子どもがよってこず、関わりが難しくなると思いました。そして、どこでもかかえている問題はいっしょだと思いました。
・駄菓子屋、という形をとることで、行く側のハードルが下がってよいと思う。
・向かっている方向は違っていても、目指している方向性が同じな人がこれだけいるのだなと知ることができてよかったです。
・居場所という部分で、実際に作られている実例をしっかり開けて、今後の参考になりました!
・学校の中での居場所カフェは、思いもよりませんでした。現在は、いろいろな、形があり、勉強になりました。
・学校のつながりなど不安があったが、少し発見出来た。
・中学校内居場所。中学高校、つながりを作る最後の場である。
丹波市市民活動支援センター 地域活動・市民活動パワーアップ講座とは
センターに寄せられた悩みや課題をもとに、専門家や知識や経験のある人を講師に迎えて、地域や団体の活動に役立つスキルの向上を目指す講座です。